以前「タイヤの寿命と見極めサイン」についてお届けしました。タイヤの状態をチェックしたら、次に気にしてほしいのが「空気圧」です。ガソリンスタンドなどで「空気圧、高めにしておきますね」と言われた経験はありませんか?
「空気圧って高めがいいの?それとも低め?」「そもそも適正な量ってどれくらい?」と疑問に思っている方も多いはず。
今回は、タイヤの空気圧が車にもたらす影響と、ご自身でできる正しい空気圧の調べ方をプロが詳しく解説します!
1. ズバリ、空気圧は「高め」「低め」どっちがいいの?
結論から言うと、一番良いのは「自動車メーカーが指定した『適正空気圧』に合わせること」です。
ただし、タイヤの空気は放っておいても毎月少しずつ自然に抜けていってしまいます。そのため、専門店やガソリンスタンドでは、1ヶ月後にちょうど良い量になるよう、あらかじめ「指定値より5%〜10%ほど高め」に調整することが多いのです。
では、空気圧が「高すぎる」「低すぎる」と、車にどんな影響が出るのでしょうか?
2. 空気圧がもたらす3つの大影響
空気圧のバランスが崩れると、車の性能は目に見えて変わってしまいます。
① 燃費への影響
低いとどうなる?:自転車のタイヤがペシャンコだと、漕ぐのが重くなりますよね。車も同じで、空気圧が低いと路面との抵抗が増え、ガソリンを余計に消費して燃費が悪くなります。
高いとどうなる?:タイヤがパンパンに張るため転がりやすくなり、燃費が少し良くなる傾向があります。
② 乗り心地への影響
低いとどうなる?:タイヤがたわんでクッションのようになるため、一見柔らかく感じますが、ハンドルを切ったときに車が左右にグラグラして不安定になります。
高いとどうなる?:タイヤがカチカチに硬くなるため、路面の凹凸をダイレクトに拾うようになり、ゴツゴツとした硬い乗り心地になってしまいます。
③ 偏摩耗(タイヤの変な減り方)への影響
低いとどうなる?:タイヤの両肩(外側と内側)ばかりが路面に強く押し付けられ、「両肩減り」を起こしてタイヤの寿命を縮めます。
高いとどうなる?:タイヤの真ん中だけがプクッと膨らむため、「センター摩耗(真ん中だけが早く減る)」の原因になります。
3. 私の車の「正しい空気圧」はどこを見ればわかる?
「自分の車の適正空気圧を知らない」という方もご安心ください!実は、車を見れば一発で分かります。
調べる場所:運転席側のドアを開けたところ(ピラーと呼ばれる柱部分)を見てみてください。
目印:四角いステッカー(シール)が貼られており、そこに「220kPa」や「2.2kgf/cm²」といった数字が車種ごとに必ず記載されています。
前輪と後輪で指定の数値が違う車もあるので、チェックする際は前後のマークも確認してみてくださいね。
★月に1回は空気圧のチェックを!お店でいつでも調整します★
特に、これから遠出や高速道路を走る機会が増える季節は、空気圧が低いままだと最悪の場合バースト(破裂)に繋がる危険性もあります。安全のためにも、最低月に1回の定期チェックが理想です。
「ドアのシールを見たけれど、よく分からない…」
「自分で空気を入れるのは不安」
そんなときは、お買い物のついでにぜひコクピットJETへお立ち寄りください!
当店のスタッフが、その場でお車の適正数値をばっちり確認し、専用のゲージでピタッと正確に空気圧を調整いたします。