いつもスポーツコクピットジェットをご利用いただき、誠にありがとうございます。
以前、「正しい空気圧の重要性」についてお話ししました。空気圧がバッチリ決まったら、次に注目してほしいのが、これからの季節にとても重要になるタイヤの「ウェット性能(雨の日の強さ)」です。最近は雨の多い時期があり、近年ではバケツをひっくり返したようなゲリラ豪雨に見舞われることも少なくありません。 「タイヤなんてどれも雨の日は滑るでしょ?」と思いがちですが、実はタイヤによって雨の日の安全性が劇的に変わるのをご存知ですか?
今回は、雨の日のドライブに潜む危険と、雨に強いタイヤの見分け方をプロが分かりやすく解説します!
1. 雨の日の高速道路で最も怖い「ハイドロプレーニング現象」とは?
雨の日のドライブ、特に高速道路で絶対に気をつけなければならないのが「ハイドロプレーニング現象」です。
これは、まとまった雨が降っている路面を高速で走った際、タイヤと路面の間の水が排水しきれなくなって起こる現象です。タイヤが水の上に乗っかって浮いてしまい、ハンドルもブレーキも一切効かない「制御不能状態」になってしまいます。
この恐怖の現象を引き起こす主な原因は2つあります。
-
タイヤの溝が減っている(水を後ろに掻き出すパワーが足りない)
-
タイヤ自体の「ウェット性能」が低い
車が完全にコントロールを失ってしまうため、大事故に繋がりやすく大変危険です。だからこそ、雨の日にしっかり水をハケさせる能力を持ったタイヤを選ぶ必要があるのです。
2. 雨に強いタイヤが一目でわかる!「ラベリング制度」の見方
「じゃあ、どのタイヤが雨に強いの?」という疑問に答えてくれるのが、タイヤの「ラベリング制度(性能表示)」です。日本の主要なタイヤには、メーカーを問わず、性能を表す共通のステッカーが貼られています。カタログや店頭で、以下のようなマークを見たことはありませんか?
3.ウェットグリップ性能(雨の日のブレーキ性能)

傘のマークと一緒に、「a」「b」「c」「d」の4段階で評価されています。
-
「a」:最高ランク!雨の日でも圧倒的にしっかりと止まれます。
-
「d」:基準を満たす最低限のランクです。
驚きの違い!「a」と「d」ではどれくらい違う? 一般的な乗用車が時速100kmから急ブレーキを踏んだ際、最高ランクの「a」と「d」のタイヤでは、車が止まるまでの距離(制動距離)になんと車約1.5台分(約6.5m)もの差が生まれます。 この数メートルの差が、事故を回避できるかどうかの決定的な分かれ道になるのです。
■ 「低燃費」と「雨の日の安全」を両立したタイヤ選びを
タイヤのラベルには、もうひとつ「低燃費性能(転がり抵抗)」が「AAA」〜「C」の5段階で低燃費マークと一緒に表示されています。「燃費が良いタイヤが欲しいけれど、雨の日も安全に走りたい!」 という方は、燃費のランクだけでなく、ぜひこのウェットグリップ性能が「a」または「b」のタイヤを選んでみてください。雨の日の安心感が格段にアップしますよ。
「今履いているタイヤの雨の日の強さを知りたい」 「通勤で高速道路を使うから、雨に強いタイヤを教えてほしい」
そんなときは、ぜひコクピットJETへお気軽にご相談ください! お客様のお車のサイズや普段の走りに合わせて、雨の日も心から安心してドライブを楽しめる最適なタイヤをご提案いたします。
皆様のご来店を、スタッフ一同心よりお待ちしております!